カラーマネージメント sRGBとAdobeRGB 2011.10.17
sRGBは基本的にCRTディスプレイで色を表現することを想定しているため、表現できる色の範囲には一定の限りがある。
AdobeRGBは、sRGBに比べても遥かに広い範囲の再現領域を持ち、きめの細やかな色彩の表現が可能となっている。
印刷物に対する適合性や色構成の厳密性も高く、特にDTPの分野などでは長らくAdobeRGBが標準的に用いられている。
最近では、一般のディスプレイやデジタルカメラなどにもAdobeRGBが採用されるケースが増えており、デジタルカメラで撮影した写真画像をAdobe Photoshopなどのフォトレタッチソフトで編集し、印刷までを行なっても、想定されたとおりの色表現を行なうことが可能となってきている。
以上の様な事が、ネット上で解説されている。
仕事柄ハードウェア・キャリブレーション可能なディスプレイを使用しているし、色に関しても何の不満も不安も感じた事が無いが、この色域図を見ているとAdobeRGBでさえ、緑から青にかけて随分と足りていない気がするけど。